ホワイトニング|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
ホワイトニングは、黄ばんだ歯を薬剤で漂白し、白く美しい歯に仕上げる治療法を指します。
人の歯は、象牙質がエナメル質に覆われている構造となっています。象牙質はもともと黄ばみを帯びていて、日本人の多くはエナメル質が薄いために、象牙質の黄ばみが表面に透けやすいのです。年齢を重ねるごとにエナメル質は薄く、象牙質は厚くなるため、歯の黄ばみが気になる方が多くなります。
この場合、歯の表面をクリーニングしただけでは、患者さまが理想とする白さを取り戻すのは難しく、歯の内側から漂白する必要があります。
ホワイトニングには、大きく分けてオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングは、歯科医院内で行なうホワイトニングで、ホームホワイトニングよりも歯を白くするための期間の短縮を図れる一方で、歯に負担がかかりやすいという特徴があります。
当院で扱っているのはホームホワイトニングで、患者さま自身でご自宅にてホワイトニングを行なっていただきます。具体的には、ホワイトニング剤を塗布したマウスピースを決められた時間装着し、それを繰り返して徐々に歯を白くしていく治療法です。
漂白には時間がかかりますが、歯にかかる負担を抑えられ、継続的に治療を行なえば長期にわたって効果を持続させられます。
当院では、患者さまに合う適切なホームホワイトニングを提供しています。より高い効果を実感していただけるよう、導入するホワイトニングシステムにもこだわりを持っています。
健康な歯を白くしたいという方以外に、歯の神経が死んで茶褐色になった歯のホワイトニングを行ないたいという方のための治療法もご用意しています。
当院では、「ナイトホワイトエクセル」と「オパールエッセンス」という世界的に利用されているホワイトニングシステムを導入しています。
実はどの歯科医院でも同じホワイトニングシステムを利用している訳ではありません。使いやすさ・原価・効果などを考慮し、歯科医院ごとにホワイトニングシステムを導入しています。
ホワイトニングシステムによっては、「安かろう悪かろう」というものも存在するため、どのホワイトニングシステムを導入しているのかを事前に確認することをおすすめします。
▼NITEホワイト・エクセル 医療機器承認番号:21300BZG00047000
▼オパールエッセンス10% 医療機器承認番号:21800BZG10006000
当院ではご自宅で行なっていただく「ホームホワイトニング」を提供しています。一般的には、ご自宅で治療を開始していただく前に、歯科医院で使用方法などをお伝えしますが、これだけでは適切なホワイトニング効果を得るのはなかなか難しいといえます。
そこで当院では、1~2週間に1回来院していただき、色のムラがないか・知覚過敏が生じていないか・効果的な使用ができているか・治療前とどの程度変わっているか(写真を撮りお見せします)などのチェックを実施します。患者さまのストレスがなく、そして理想の色へ近づけるようサポート体制を敷いているため、安心して治療に専念していただけます。
虫歯や外傷などにより歯の神経が死んでしまうと、歯が茶褐色になります。通常のホワイトニングでは、茶褐色の歯にはあまり効果がありません。
そこで、ウォーキングブリーチという方法を用います。歯の神経(歯髄)をとった後、歯の中に歯を白くする薬剤を入れ、変色した歯を内側から白くさせる方法で、より確実に白い歯を取り戻せます。
まずは当院にて歯石の除去などを行ない、お口の中をきれいに清掃します。ホームホワイトニング治療の方法についても詳しくご説明します。気になる点があれば何でもご相談ください。
歯型をとり、患者さまの歯並びに合ったマウスピースを作ります。専用のマウスピースを作るため、少々期間がかかります。マウスピースが完成したら再度来院していただきます。
マウスピースを一度合わせてみて、薬剤の使い方や1日の使用時間などをご説明します。また、マウスピースの保管方法などもお伝えします。これでホームホワイトニングを開始できます。
変色の程度にもよりますが、1日2時間以内で、約2週間装着を続けます。マウスピースをつけている間は手が空きますので、ずれないように気をつけながら自由にお過ごしいただけます。
1~2週間に1回来院していただき、歯の状況やマウスピースが変型していないかを定期的にチェックしていきます。長期的な継続が、歯の白さの維持につながります。
「各種ホワイトニング」は、現在の歯の色を漂白の原理で白くします。「審美的歯科治療」は、詰め物・被せ物を利用し、歯の「色」だけでなく「形や歯並び」まで変えられる治療です。
大きくこの2つを分けると、「歯を削るかどうか」「白さを維持できるかどうか」の違いがあります。
「各種ホワイトニング」
薬剤を用いて歯に化学変化を起こし白くするため、歯を削る必要はありません。ただし、天然歯のみに適用できます。
「審美的歯科治療」
歯を削る必要があります。
「各種ホワイトニング」
歯の質や治療回数などにより、白さの度合いは異なります。また時間の経過とともに白さが失われていきます。
「審美的歯科治療」
お好みの色を再現でき、時間が経過しても治療時の色を保ち続けられます。
このようにそれぞれの治療法で一長一短があるため、一番良い方法は「これです」とは一概には言えません。まずは担当医との相談をおすすめします。
審美的歯科治療に関しましては、詳しくは審美的歯科治療のページをご覧ください。