小児歯科|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
当院では次のような体制で、お子さまをお迎えする準備を整えています。
1. ご家族の方との一緒の治療
2. 正しい「咬合誘導・噛み合わせ」のご提案
3. お子さま好きの女性ドクター、そしてスタッフたち
詳しくは下記をご覧ください。
当院では、診療室のスペースをあえて広めに設計しています。これは、設計当初から「お子さまが安心して来院できる歯科医院」を1つのコンセプトとしていたためです。
小さいお子さまが初めて歯科医院に来院された際には、独特の雰囲気を感じ取り非常に不安になるのが一般的です。歯科医院に対して最初にこのようなイメージをもってしまうと、歯医者嫌いにつながり、大人になってからも歯科医院に行かなくなる傾向があるように感じます。
虫歯や歯周病は「早期発見・早期対策」が必須です。放置すればするほど悪化の一途をたどります。そのようなことにならないよう、歯科医院に慣れるまでは、ご家族の方が近くに寄り添い、一緒に治療を頑張るという体制が必要だと考えます。
子どもの歯から大人の歯に生えかわる際、ささいなボタンのかけ違いで歯並びが悪くなってしまう場合があります。その兆候を早めに見つければ、大人の矯正より簡単・短期間・費用負担を抑えて歯並びを整えられます。これを咬合誘導といいます。
咬合誘導は大人の歯がすべて生えてからの矯正とは違い、抜歯したり歯を動かしたりする治療ではありません。早い時期に適切な咬合誘導を行なうことで、歯並びが安定しやすくなり、大人の歯の矯正治療が必要ではなくなる場合もあります。
咬合誘導:歯並びが悪くなる可能性がある場合に、事前に対策すること。
矯正治療:既に悪くなった歯並びを整えること。
当院では咬合誘導の専門性を有する歯科医師も在籍していて、早期の矯正治療や咬合誘導をはじめ、悪いお口の癖の改善や機能訓練についてもご提案させていただきます。美しい口元は見た目だけでなく、集中力や持続力などお子さまの生活全般のレベルアップも期待できます。
また、当院では大人(成人)の矯正治療も行なっています。詳しくは矯正歯科のページをご覧ください。
当院には、女性ドクター(女医)も在籍しています。お子さまの多くが、女性ドクターにやさしさや親しみを感じるようです。お子さまだけでなく、ご家族の方や年輩の女性から指名を受けることもあります。
また、スタッフたちも皆明るく、不安そうにしているお子さまに積極的に励ましの声かけを行なっています。多賀歯科医院の明るい雰囲気を体験してみませんか?
当院を受診していただくと、次の方法でお子さまの歯を守ることができます。
お子さまが歯磨き好きになるように指導します。虫歯が多発する部位は、以下3つです。
(Ⅰ)歯と歯の間
(Ⅱ)歯と歯肉の境目
(Ⅲ)歯の溝
TBI(歯磨き指導)では、(Ⅰ)と(Ⅱ)から発生する虫歯を防ぐために、効果的な歯磨きの方法を楽しみながら指導していきます。
上記(Ⅲ)の歯の溝は複雑で、歯磨きだけでは虫歯の予防が不可能な部位です。生えかわったばかりの奥歯の永久歯は大人と比べて溝が深く、そこに食べカスなどがはさまって虫歯になることがよくあります。
シーラントは奥歯の溝をプラスチックで埋める虫歯予防法で、乳歯から永久歯に生えかわったタイミングで治療すると効果的です。なお、使用するのは虫歯治療の際に詰め物として使う「レジン」という材料で、安全に配慮しています。
「フッ素」とは、歯の表面にあるエナメル質を強化する性質をもった物質です。乳歯や生えかわったばかりの永久歯は非常に弱く、フッ素塗布によって大人の歯と同等の強度にすることができます。虫歯菌に負けない強い歯を作りましょう!
乳歯はいずれ大人の歯に生えかわるから、虫歯になっても大丈夫ですよね?
そのようなことはありません。
少し専門的なお話になりますが、乳歯には非常に大きな役割が与えられています。
1つは、次に生えてくる永久歯を適切な位置へ誘導する役割です。生えかわりの時期に乳歯がひどい虫歯になっていた場合、永久歯を適切な位置へ誘導できなくなったり、永久歯自体が生えてこなくなったりする場合もあります。
2つ目は、乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保する役割も担っています。虫歯で乳歯を抜いてしまった場合、そのすき間を埋めるように、両隣の歯が寄ってきます。そうなると、永久歯が顔を出すスペースがなくなり、正しい方向に生えず、噛み合わせが悪くなる原因となります。
また、乳歯が虫歯になった場合には、その歯の周囲は虫歯菌に汚染されています。そこに永久歯が出てきたらどうなると思いますか?
永久歯といっても、生えたての時期は乳歯と同じくらいに弱いのです。当然、虫歯リスクは高まります。
乳歯はすぐに生えかわるから虫歯になっても問題ない、という考えは非常に危険であることを認識してください。
子どもの「指しゃぶり」は歯の発育に悪影響を及ぼすのでしょうか?
発育に悪影響を及ぼします
長期にわたる指しゃぶりの癖は、歯並びや顎の正常な発育に悪影響を及ぼします。指しゃぶりが原因で起こる歯並びの異常を「開咬」といいます。
開咬になると、上の歯が前に出てきて、上と下にすき間ができてしまい、見た目も出っ歯になってしまいます。指しゃぶりをするお子さまに必ず起こるわけではありませんが、期間が長引けば長引くほどその割合は高くなります。
短期間で指しゃぶりを卒業できれば、開咬の症状は一時的な変化にとどまり自然に治癒するケースが多いのですが、3歳以降まで続くと噛み合わせは永久的な変化を受けやすいといわれています。
指しゃぶりをやめさせる具体的な方法をいくつか挙げますので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)ご家族の方ができるだけお子さまを観察しすきを口にもっていくのを見かけたらやさしく注意してあげます。
(2)指をしゃ噛み合わせと起こる色々な問題について、簡単にでもお子さまに説明していきましょう。
(3)お子さまに何か熱中できるものを与える(動物を飼うなど)
そのほか、指を布でぐるぐる巻きにする、指にカラシを塗るなどの方法をしばしば耳にしますが、このような強引な方法で無理にやめさせると心理的な問題を引き起こす可能性があります。お子さまがある程度納得し、自分で意識してやめられる時期まで待つのが適切です。
癖というのは無意識のうちに行なわれるため、やめさせるのが難しいものですが、お子さまとできるだけコミュニケーションをとり、徐々に改善できるよう根気強く頑張ることが大切です。
お子さまの矯正歯科に関してより詳しく知りたい場合は、矯正歯科のページをご覧ください。