矯正歯科|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
矯正装置を用いて歯並びを治す診療科を、矯正歯科といいます。歯並びが悪いと、人からどう見られるかという観点だけでなく、歯ブラシが届きにくい部分があって虫歯や歯周病になりやすかったり、食べ物を噛む力に関係していたりと、生活に大きく影響します。
自信をもって笑顔で毎日を過ごすためにも、将来より多くの歯を残していくためにも、矯正歯科が大きな役割を果たしています。
矯正治療は子どもの頃に行なうだけでなく、大人になってからも始めることができますので、歯並びが気になっている方は一度ご相談にお越しください。
上下の歯が噛み合わない状態を、不正咬合といいます。代表的なものは出っ歯や受け口で、そのほかにも口が開いたままの状態や、歯がでこぼこに生えている状態なども不正咬合です。
不正咬合をそのままにしておくと、食べ物がよく噛めずに早食いになり、栄養の吸収が妨げられます。また、お口の中が乾燥して虫歯や歯周病になりやすい、口周りの筋肉の発達が妨げられて姿勢にも影響するなど、さまざまな問題が生じます。
また、思春期のお子さまは不正咬合がコンプレックスとなり、人前でうまく話せなくなるようなケースも見受けられます。
不正咬合は見た目にも機能的にもデメリットがあるため、放置せずに治療いただくことをおすすめします。
当院では患者さまに合う適切な矯正治療を提供しています。治療にかかる費用や期間、治療中の見た目など、気になる点を解消したうえで治療を進めていきますのでご安心ください。当院の矯正歯科のポイントを詳しくご紹介します。
当院での矯正治療は、日本矯正歯科学会認定医が担当します。29年の臨床経験があります。
日本では、すべての歯科医師が「矯正歯科医」と名乗れることをご存知でしょうか? つまり、矯正歯科について特別に学んでいない歯科医師でも、矯正歯科を看板に掲げて診療を始められるのです。
矯正歯科は、専門知識・多様な経験・精密な技術が必要とされる治療です。特別な訓練を積んでいない歯科医師が、矯正歯科の看板を掲げて治療を行なっていることに、私はある種の懸念を感じます。情報があふれている時代だからこそ、正しい知識のもとに正しい選択をする必要があります。
そこで、患者さまに歯科医師の矯正治療のレベルを知ってもらうため、日本矯正歯科学会が資格制度を創設しました。当院の担当医は、日本矯正歯科学会「認定医」を取得しています。日本矯正歯科学会に入っている歯科医師は何千人といます、条件が厳しいため認定医になれる人は限られています。
信頼できる矯正歯科医院を選ぶ際に、もう1つ確認していただきたい点があります。それは、一般的な言葉としての「矯正専門医」と、「日本矯正歯科学会認定医」とは意味が全く異なるということです。
「私は矯正治療の専門医です」という言い方は、「矯正治療を専門的に行なっている歯科医師です」という意味であって、日本矯正歯科学会認定医であるという意味ではありません。この点は非常に紛らわしいのでご注意いただけたらと思います。
矯正治療においての患者さまのニーズは下記のようなものではないでしょうか?
「できるだけ費用負担が少ない矯正治療」「目立たない・見えにくい矯正治療」「できるだけ短期間でできる矯正治療」「部分的な矯正治療」
それぞれのニーズに合わせた治療を当院では実施しています。
また、矯正治療は費用も期間もかかる治療になるため、納得されてから治療を開始していただきたいと思っています。そこで当院では「無料の個別相談」を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。それぞれのニーズに合わせて矯正治療をご紹介させていただきます。
※お子さまの矯正治療については、小児歯科のページもご覧ください。
矯正治療は3年以上かかるとイメージされている方も多いですが、 当院では1~2年で治療を終了させます。当院では「ライトフォース」とよばれる理論のもと、治療期間の短縮を図っているためです。
ライトフォースとは「加える力を弱くする」ことです。どれくらい弱くしているかというと、従来の治療と比較して1/2~1/5になります。
ここまで読んでいただくと1つの疑問が頭をよぎると思います。「歯に加える力を弱くすることで歯はしっかり動いてくれるのか?」 「歯が動くスピードが遅くなり、治療期間が長くなるのでは?」これらはごもっともな疑問です。
加える力が強ければ強いほど、歯が動いてくれて、かつ治療期間も短くなるイメージがあると思います。従来の治療もこの考え方をベースにしていました。
しかし、この考え方は「間違い」ということが最近の研究では判明しています。歯の移動は骨代謝(骨の新陳代謝)によってなされます。代謝が促進されれば、その分歯が動くスピードは速くなります。代謝を良くするためには栄養を供給する毛細血管が重要な役割を果たすのですが、従来の治療では毛細血管の働きを阻害するほどの力を加えているケースが多かったのです。
矯正力が強すぎて毛細血管がつぶれ、歯の移動に必要な代謝活動が阻害されていた。
血管の弾力より弱い力をかけるため、毛細血管をつぶさず、代謝活動を妨げることがない。
当院で実施している治療法・矯正装置はこのライトフォース理論にのっとっていて、毛細血管の働きを阻害しません。そのため、従来の治療と比べて血液の流れが邪魔されず、本来の骨代謝を促すことができ、結果的に歯が動くスピードも速くなるのです。
矯正治療というと料金が「高い」という印象が一般的です。その点、当院の矯正治療は費用負担を抑えた料金設定にしています。だからといって中途半端な治療をするわけではありません。
では、なぜ費用を抑えた料金設定が可能なのか。それは、良質な治療を多くの方に受けていただきたいからにほかなりません。
矯正治療は虫歯などの治療と異なり、必ずしもやらなければならない治療ではありません。しかし、矯正治療をすることで、口元のコンプレックスから解放され、人生を前向きに歩んでいった患者さまを数多く見てきました。このような患者さまを多く見ていると、私たちが携わっている「歯科医療の可能性」を追求し、「口元で悩まれている方の手助けを少しでもしたい」という想いが強くなってきました。
矯正治療に興味があるものの、二の足を踏んでしまっている患者さまに聞いてみると、やはり「費用が高い」という1つの大きな障害がありました。そのため、当院では治療に踏み出しやすい料金設定にしています。
当院では「舌側矯正装置による治療」や「マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)」により、「目立ちにくい」「見えにくい」矯正治療を行なっています。それぞれご紹介いたします。
みなさんがよくご存知の矯正は「歯の表側」に装置をつけるものだと思います。一方で、舌側矯正装置による治療は、その名の通り舌側(歯の裏側)に矯正装置をつけるため、目立ちにくいことが特徴です。下の画像を見ていただければ一目瞭然ですね。
マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)とは、透明なマウスピースを口にはめ、何度か新しいマウスピースに交換しながら徐々に歯を移動させる矯正治療法です。種類もいくつか存在しますが、当院では「マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)」というシステムを導入しています。
表側矯正や舌側矯正装置による治療と異なり、装置が取り外し式で、目立ちにくいのが特徴です。しかし、歯の移動量が大きいケース(抜歯を必要とするケース)ではマウスピース矯正装置単独での治療には限界があり、一定期間表側矯正や舌側矯正装置による治療を併用する場合もあります。
取り外し可能なため、食べたい物を何でも食べられて、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行なえます。その反面、装置をつける判断は患者さまに一任されるため、装着時間が短かったり、つけない期間があったりした場合は、治療期間が長くなるというデメリットも存在します。
※インビザライン完成物は医療機器法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。
部分的な矯正とは、その名の通り、部分的に歯を移動させる治療です。「前歯だけ治療したい」「この部分だけを動かしたい」などのご要望にお応えすることができます。また、当院の部分的な矯正の特徴として、「舌側」で部分的な矯正ができる点が挙げられます。
一般的には「表側に矯正装置をつけて」部分的な矯正を行ないます。当院でももちろん表側でも対応可能ですが、「部分的な矯正でも目立ちにくい治療がしたい!」という患者さまからの強いご要望で「舌側での部分的な矯正」も対応しています。舌側で対応している歯科医院はまだ全国的にも多くありません。
さて、部分的な矯正には全部の歯を動かす全体矯正と異なり、下記のようなメリットがあります。
前歯2本だけ・すきっ歯の部分だけ・八重歯だけ・下の歯だけなど、ご希望に応じて柔軟に対応できます。来院された方には、いくつか症例をご紹介します。
「部分的」に歯を動かすため、歯列全体の矯正と比べて治療期間が短縮されます。部分的な矯正の治療期間は数ヵ月~1年で終了します。
また、治療期間が短縮されることで、矯正治療費も抑えられます。
当院では極力、患者さまのご要望に沿った治療を実施しますが、歯並びの状態によっては、「部分的な矯正は難しいため、歯全体の矯正をおすすめします。」とお伝えする場合もあります。まずはお口を拝見しないことには何ともお伝えできませんので、お気軽にご相談くださいませ。ご相談は無料です。
お子さまの歯並びの場合、ご家族の方が「矯正したほうがいいかな?」と思った時には、適切な治療開始時期を逃してしまっているケースが多々あります。治療をするかしないかにかかわらず、一度ご相談にお越しください。
プロの目で診断することで、今後どのように歯が動いていくのかを予測できます。治療が必要になるかどうか、治療開始時期はいつ頃が良いかなどをお話しさせていただきます。
また、当院では矯正装置を使う前段階で可能な限り歯並びを整える取り組みも行なっています。これを「予防的矯正」といいます。
具体的には、「MFT」という歯並び改善のための対処法を実施します。お口のまわりの筋肉が弱くバランスが悪いと、舌で前歯が押され、開咬(歯がしっかり噛み合わない状態)や上顎前突(いわゆる出っ歯)、あるいは反対咬合(受け口)といった不正咬合を引き起こす場合があります。そこで、お口のまわりの筋肉(舌・口唇・顔面の筋肉など)を強化し、バランスを整えて不正咬合の改善を行ないます。
この治療法は歯並びの改善だけではなく、下記のような問題も改善できます。
均整のとれた適切な歯並びは「見た目」だけでなく、「虫歯・歯周病予防」にもつながります。なぜならば、均整のとれた歯並びは、磨きにくい部位も少なく、食べカスが歯に詰まりにくいためです。そのほか、適切な歯並びは「集中力や持続力」などお子さまの生活全般のレベルアップも期待できるという研究報告があります。
お子さまの歯並びが気になる場合には、治療をするかしないかにかかわらず、まずはお気軽にご相談いただけたらと思います。
お悩みやご希望をお聞きします。矯正治療の不安や疑問点などありましたら、納得がいくまでご説明しますので、「費用を抑えたい」「なるべく目立たずに治療したい」といった点も気兼ねなくご相談ください。
精密検査の結果をもとに、矯正治療全般に関して詳しくご説明します。少しでも疑問点があれば、再度ご説明し納得いただいたうえで、治療を開始するかどうかのお返事をいただきます。
※もちろん、この段階で治療を受けないという選択をしていただいても全く構いません。
装置をつけて、歯に力を加えていきます。当院では上記でご紹介した通り、「ライトフォース」とよばれる理論のもと矯正治療を行なうため、装置を付けている期間は1~2年程度です。部分的な矯正であれば、より治療期間の短縮を図れます。
歯を動かす期間には、原則毎月1回通院していただきます。計画通りに歯が動いているかを確認し、必要に応じて装置の調整なども行なっていきますので、決められた通りに通院いただくことが大切です。
矯正装置を外します。ただし、外しただけでは「後戻り」という、歯が元の位置に戻っていく現象を起こすため、保定装置(取り外し可能な装置)をつけていただきます。
※保定装置は症例にもよりますが、約3年間(通院は3〜6ヵ月に1回程度)担当医の指示に従って使用していただきます。使用しないと後戻りを起こし、再度矯正をする必要が出てきます。
保定装置の使用を確認後、当院のメンテナンスを定期的に受診していただき、保定装置を終了する時期まで経過を観察していきます。せっかくきれいになった歯並びを維持していくためにも、定期的なメンテナンスが必要となります。
矯正治療によって動かした歯は、矯正装置を外すと元の位置に戻ろうとします。これが後戻りです。後戻りしてしまうと、矯正治療のやり直しが発生します。後戻りを防ぐためには、保定装置の装着が欠かせません。
保定装置は動ききった歯をその位置で固定させる役割があり、ご自身で取り外し可能です。矯正装置を外したすぐ後などは、食事や歯磨きをするとき以外は装着するのが理想的で、歯の位置が安定してきたら装着時間を減らせます。
保定装置は症例にもよりますが、約3年間(通院は3〜6ヵ月に1回程度)担当医の指示に従って使用していただきます。
当院でご提供しているマウスピース型矯正装置「インビザライン」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)からは医療機器として承認されています。当院ではその有効性を認め、導入しています。
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年9月9日最終確認)。
インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年9月9日最終確認)。
現在世界100カ国以上で提供され、これまでに1,200万人を超える患者さまが治療を受けられています(2022年2月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
「公益社団法人 日本矯正歯科学会」は、矯正歯科医療の水準の維持と向上を図り、適切な医療を提供するため、認定医・指導医・臨床指導医(旧専門医)制度を設けています。検定試験や論文発表などの厳正な審査に合格し、矯正治療の適切かつ十分な学識と経験をもつと認められた歯科医師のみに与えられる資格です。