審美的歯科治療|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
審美的歯科治療とは、詰め物・被せ物を用いて「歯」や「歯並び」をより美しくするための治療です。「歯を削る」必要がある点がホワイトニングと異なります。
どちらの治療にも一長一短がありますので、まずはこのページを読んだうえで、担当医と相談していただきたいと思います。
当然のことながら、まずは患者さまの希望・理想を詳細に把握することが大切となります。当院では、カウンセリングの徹底に力を入れていますので、気兼ねなく希望・理想を私たちにお伝えください。
詰め物・被せ物は歯科技工所という別の場所で作製します。1から100まですべて歯科医師が作るわけではありません。
つまり、いくら歯科医師の能力が高くとも、連携している歯科技工所の能力によっては、詰め物・被せ物のクオリティーが下がるのです。したがって、どの歯科技工所と連携しているかで詰め物・被せ物の良し悪しが変わってきます。
当院では、「O’Zデンタル」という歯科技工所と連携し、詰め物・被せ物を作製しています。この歯科技工所を運営している代表の小田さんが作製する技工物はクオリティーが非常に安定しているため、安心して依頼できます。
患者さまによっては、歯科医師に質問しにくかったり、本当の気持ちを伝えにくかったりすると思います。
そのような場合は、どのような色合いが良いのか、どのような形が理想なのかなど、歯科技工士にぜひお話しください。当院では、歯科技工士が患者さまとお話しする機会を設けています。
歯科医師と患者さまの間に入り、患者さまが理想とする歯を一緒になって考えていくのも歯科技工士の仕事ですので、気兼ねなくお声がけください。
審美的歯科治療をしたあとに、顎が疲れたり肩こり・腰痛・頭痛などが発症したりするケースが稀にあります。これは、治療による「噛み合わせ」の微妙な変化が起因している可能性があります。
審美的歯科治療では「歯の美しさ」も大切ですが、同じくらいに噛み合わせなどの「機能性」も考慮したお口全体の治療計画を立てる必要があります。とくに歯ぎしり・食いしばり癖のある患者さまは、慎重に計画を立てなければなりません。
また、生活習慣・年齢・性格・顔の輪郭・雰囲気・肌の色・よくつける口紅の色などによっても提案内容が変わってきます。これらをトータルに把握し、患者さまに適した提案をすることが審美的歯科治療を成功に導き、患者さまの満足につながるものと考えます。
「銀歯だと見た目が気になる」などの審美的な要望に応えられるのが、セラミックインレーです。歯を削り、詰め物で済む場合に用いられます。
銀歯以外にも詰め物としては保険診療のレジン(プラスチック)がありますが、はじめのうちは歯の色となじんでいても、時間の経過とともに変色していきます。その点、セラミックインレーは自然な色味を再現でき、変色の心配もほとんどありません。
ただし、強い衝撃で欠ける場合がある点には注意が必要です。
歯を大きく削った場合には、詰め物・インレーではなく、被せ物・クラウンが必要となります。
保険診療では銀歯が一般的に用いられますが、被せ物となると覆う範囲が広いため、下顎の奥歯などもお口をあけた際に目立ちやすくなります。
審美的歯科治療では、セラミックを使用することで天然歯に近い自然な見た目となります。また、セラミックは強度もあって噛みやすいほか、ぴったりと歯と密着するため隙間が生じにくく、虫歯や歯周病を防ぐためにも効果的です。
ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削り、周りの歯と同じ色のセラミックの薄板を歯に貼りつけます。歯が変色している場合や、歯と歯の隙間を埋めたい場合などに有効です。
詰め物や被せ物をする場合と比べて、歯を削る量が少なく済むため、健康な歯を残せるというメリットがあります。また、自然な仕上がりの色に調整できます。
セラミック100%で作られるのが、オールセラミックです。セラミックによる治療の中でもとくに美しく透明感のある白さを再現できます。また、強度もあり、機能性を兼ね備えています。人から見えやすい前歯の治療によく用いられます。
メリットが大きい治療ですが、自費診療となり費用が高くなります。
レジンとセラミックを混ぜ合わせた材料が、ハイブリッドセラミックです。レジンのみを用いるよりも自然な仕上がりとなり、変色もしにくいのですが、オールセラミックほどの透明感はありません。
オールセラミックより費用を抑えられるため、奥歯の治療におすすめです。
人工ダイヤモンドともいわれていて、強度と耐久性に優れています。 噛む力が強く加わる奥歯の治療に適しています。また、見た目はオールセラミックほどではありませんが、天然歯に近い白さと透明感があります。
金属にセラミックを焼きつけた材料がメタルボンドです。中身は金属で見た目はセラミックのため、強度が非常に高く、天然歯に似てきれいな見た目をしています。セラミックによる治療の中でも歴史が長く、現在も積極的に用いられています。
金属を使っているため、アレルギーを引き起こしたり、金属が溶け出して歯肉が変色したりする可能性がある点には考慮が必要です。
肉眼では見えない部分も見えるため、より精密な治療が可能となります。
歯肉を押し下げて、歯と被せ物にすき間が生じないようにするための工程です。虫歯を発症しにくくなり、完成後の美しさも向上します。
歯型をとる材料です。保険診療で使われる印象材と異なり、より精密な歯型をとれます。
詰め物・被せ物を作製する前に、まずは模型でデザインを行ないます。事前シミュレーションです。
仮歯を作り、実際にお口の中に入れ、噛み合わせ・審美性をチェックする工程です。仮歯といっても手を抜くことはありません。仮歯のできによって完成形が決まるためです。
噛み合わせの正しい位置を把握する工程です。見た目が美しくても、機能性が悪ければ体の健康を害してしまう場合もあるため、大切な工程になります。