八王子でインプラントをお探しなら多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
これまで、虫歯・歯周病・外傷などによって歯を失った場合、入れ歯かブリッジによる治療を行ない、見た目や噛む機能を回復させることが主でした。そんななか、近年はインプラントによる治療がよく選ばれるようになっています。
まずインプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料を指します。心臓のペースメーカーなどもインプラントの一種です。歯科の場合、歯がなくなった部分の顎骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、その上に義歯を取りつけるのがインプラントによる治療です。
入れ歯やブリッジと違い、歯の根っこの機能から回復させられるため、自分本来の歯のような感覚で物を噛めるようになります。また、義歯の形や色味の調整がしやすく、天然歯とほとんど変わらない見た目になる点もインプラントによる治療のメリットです。
「インプラントによる治療をしてみようかな?」と思った場合、今や多くの歯科医院が対応しているため、治療を受けるのは簡単です。
では、「どこの歯科医院を選べば良い治療を受けられるの?」と考えた場合、さまざまな情報が氾濫していて、なかなか選択が難しいと思います。
そこで、歯科医院選びの目安として、参考にしていただきたい項目をご紹介します。
さまざまなリスク対策を行なっているか?
安全に治療を行なうために、CT撮影を実施しているか?
ただし、患者さまの状態によってはCT撮影を行なわない場合もあります。
患者さまが思っていることを、丁寧に聞いてくれる環境が整っているか?
経験年数・症例数・成功率などの実績はあるか?
まずは複数の歯科医院で、実績や安全に対する取り組み、そして治療コンセプトなどを聞くことが大切です。不安や疑問点は歯科医師に相談し、疑問をなくしてから治療を受けるようにしてください。
当院では、インプラントによる治療に際して、5つのこだわりをもって治療にあたっています。安全性・確実性を意識した治療は当然として、いかに患者さまに満足していただけるか、いかに治療後もお口の健康状態を維持していただけるかに焦点を当てて、インプラントによる治療体制を構築しています。
以下、当院のインプラントによる治療の特徴をご紹介します。
インプラントによる治療で一番大切なことは「安全性・確実性」です。当たり前のことながら、これが一番重要であり、そのための努力を怠らない姿勢が必要だと思っています。
私たちは、安全性・確実性を高めるために、次の取り組みを行なっています。
・術前のCT検査などによる詳細な骨状態の把握(患者さまの状態によってはCT撮影を行なわない場合もあります)
・感染を防ぐための滅菌や衛生管理
・インプラントによる治療専用オペ室の存在
・緊急時対応(酸素ボンベ)
・世界的に評価の高いインプラントメーカーの活用
※当院では、ノーベルバイオケア社製インプラント、ストローマン社製インプラント、アルタデント社製インプラントを採用しています。
インプラントによる治療は、「歯が入って噛めるようになったら治療終了」と普通は考えます。しかし、私たちはそこからがはじまりだと考えています。なぜなら、歯を入れた後にどれだけ長く持つかが私たちのインプラントによる治療のゴールだと考えているためです。
高額なインプラントによる治療をしても、数年で使えなくなってしまったら患者さまも残念ですし、私たちも残念です。早く歯を入れて終わりではなく、長く持ってもらいたいというのが私たちの思いです。基本に忠実かつ丁寧に治療を行ない、長期的に機能させ、患者さまがどれだけ長く楽しい生活を送れるかがポイントだと思っています。
また、定期的なメンテナンスを受けていただくことを条件に「10年保証」という安心の保証システムをご提供しています。保証に関しての詳細は当院までお問い合わせください。
CTとは、立体的(3次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。インプラントによる治療においては、さまざまなリスクが存在します。そのリスクを回避するためには、事前により正確な情報を把握する必要があります。
従来のレントゲンでは見えなかったこと、わからなかったことが、CT撮影を使えばより正確に把握可能で、患者さまの安全性とインプラントによる治療のクオリティーを高められます。
2%。
何の数字だかおわかりになりますか?これは、日本の歯科医院約6万7千件のうち、CTを保有している歯科医院の割合です。
国内で2%しかCTが導入されていないのはなぜでしょう? それは先端的機器の導入には多額の設備投資が必要となるためです。当院は健康に関心のあるたくさんの患者さまに来院いただいていて、「みなさまの健康維持のために還元したい」という院長の思いで、導入が実現しました。
CTを使うと、骨の中に埋まっている歯の根の状態や曲がり具合、重要な神経や血管の位置などをより正確に把握でき、
抜歯やインプラントによる治療などの外科処置や歯周病の進行状態、歯の神経の治療(根管治療)などに大きく役立ちます。CTでの撮影画像をもとにしたより的確な治療計画の立案は、安心への第一歩です。適した治療法の発見・選択は、治療期間の短縮にもつながります。
当院で使用しているCTの使用線量は0.1~0.4mSVです。医科用CTの使用線量の1/24と低水準で、撮影時間も約15秒と短く済みます。年間の自然被曝量が2~4mSVなので、CT撮影のメリットが大きいことに加え、安全にも配慮しているといえるでしょう。
これはとても重要な考えです。歯を失った場合には、インプラントによる治療以外に入れ歯やブリッジなどの治療法もあります。
インプラントによる治療は、他の治療法にはないメリットがたくさんありますが、他の治療法と比べてすべての面で優れている訳ではありません。インプラントによる治療は外科処置が必要で、どうしても不安な患者さまもいらっしゃいます。そのときは、入れ歯にトライしてみるのも1つの選択肢だと思います。
まずはお悩み・ご希望・疑問などを何でもお話ください。そのうえで、数ある治療法の中から患者さまに適したものを一緒に考えていきたいと思っています。
当院は15年以上前からインプラントによる治療に携わり、多様な臨床実績があります。そのため、インプラントによる治療を選択される際は、安心して治療に専念していただけます。
まずは複数の歯科医院で、実績や安全に対する取り組み、そして治療コンセプトなどを聞くことが大切です。不安や疑問点は歯科医師に相談し、疑問をなくしてから治療を受けるようにしてください。
歯が抜けた場合の選択肢としては、インプラントによる治療・ブリッジ・入れ歯があります。最近ではインプラントによる治療が第1選択肢として推奨されている風潮がありますが、私はそうは思いません。
治療法それぞれにメリットが存在しますし、逆にデメリットもあります。患者さまのお口の状態と、メリット・デメリットを総合的に判断し、適切なご提案をすることが歯科医師の役目だと考えます。
インプラントによる治療・ブリッジ・入れ歯のどれにしようか迷っている方は、一度ご相談いただければと思います。
骨量が少ないということは、インプラントを埋め込む「場所」がないのと同じです。このような場合、歯科医師によっては「骨の量が少ないですのでインプラントによる治療はできませんね」と患者さまにお伝えする場合もあります。
しかし、現在は骨の量が少なくてもインプラントによる治療ができる技術が既に確立されています。主に「骨が少ない部分に骨を造成する手法」と「骨のある部分を探してそこに埋め込む手法」が主流です。
当院では「骨のある部分を探してそこに埋め込む手法」を採用しています。この手法は「骨を造成する手法」と比べ、外科的治療は少なく済み、何よりも患者さまへの肉体的負担を軽減できる手法です。
当院のインプラントによる治療の姿勢として、
「痛みなどの負担を最小限に抑えて治療を遂行する」というものを掲げていて、採用手法はこの考えに合致しています。
インプラントによる治療が難しいとされる方も、一度当院で可否を診断してみませんか?
サイナスリフトは、インプラントを埋め込む場所を確保するために、顎骨の量を増やす手術です。上顎洞底挙上術ともいわれます。
上顎奥歯の上には上顎洞という空洞があり、これがあることでインプラントを埋め込むための骨の厚みが足りない場合があります。サイナスリフトでは、空洞部分に人工骨やほかの部位から持ってきた骨を入れることで、インプラントを埋め込めるようになります。
増やしたい骨の量が多い場合に有効な手法です。
サイナスリフトと同様に、上顎洞の空間に人工骨などを入れ、インプラントを埋め込む場所を作ります。サイナスリフトはインプラントを埋め込む部分とは別の場所に穴をあけますが、ソケットリフトはインプラントを埋め込むための穴から人工骨などを入れます。
処置の傷口が小さいため治療期間の短縮を図れますが、増やしたい骨が少量の場合にのみ適用できる手法で、症例が限定されます。
GTR(Guided Tissue Regeneration)は、骨の再生によってインプラントを埋め込めるようにする治療法です。
歯周病や抜歯などで骨が欠損した部分は、骨が持つ治癒能力によって欠損部分の再生が行なわれます。しかし、骨を作る細胞よりも、骨にならない線維芽細胞や骨を覆う歯肉の再生スピードのほうが速いため、骨再生が妨げられます。
そこで、骨を再生させたい部分に専用の材料を入れてスペースを確保し、骨が作られるのを待ちます。数ヵ月待てば新しい骨が造成され、インプラントを埋め込めるようになります。
先端的なインプラントによる治療「All-on-4(オールオンフォー)」というものも、当院で扱っています。これは、片顎に4本のインプラントを埋め込み、連結型のブリッジを装着する治療法です。症例によっては、手術をした当日に仮歯を装着でき、その日から食事を楽しむこともできます。
※お口の状態によって、6本のインプラントの埋め込みを提案する場合もあります。
インプラントによる治療の流れは?
基本的な治療の流れは次のようになります。
手順1:インプラント体を埋め込みます。
手順2:歯肉を縫合し、2~6ヵ月の安静期間をおきます。
手順3:「接続部分の連結治療」と「型取り」を行ない、2週間程度の安静期間をおきます。
手順4:被せ物をして治療終了となります。
インプラント体を埋め込んでから被せ物をするまでの安静期間は、下顎で2~4ヵ月、上顎は4~6ヵ月です。治療終了まで少しかかりますが、成功率や術後のインプラントを長く持たせるためにはどうしても必要な期間となります。
上記は2回法(2回の手術を行なう)とよばれる基本的なインプラント治療の流れです。ほかにも1回の手術で終わらせる術式や即時修復(手術と同時に仮歯が入る術式)、6本のインプラントによる治療などは、治療の流れは少し変わってきます。詳しくは当院にお問い合わせください。
手術のために入院する必要はありますか?
入院の必要はありません。手術当日に帰宅できます。ただし、継続的なメンテナンスが必要です。
治療費はどのくらいするのでしょうか?
自費診療となります。
インプラントによる治療は保険の適用がなく、自費診療となります。費用はインプラントの本数や取りつける人工の歯の種類、お口の中の状態により異なります。まずは担当医と相談してからの判断となります。
手術前にどのような治療が必要ですか?
虫歯や歯周病がある場合は、先に治療をしてからインプラントによる治療に入ります。
インプラントはどのくらい持つのでしょうか?
95%以上の方々が快適に使用。
インプラントは手入れをしていないと通常の歯と同様に歯周病のような状態になり、周囲の骨がやせてグラグラしてきます。継続的なメンテナンスをすることで、10年経過後も95%以上の方々がインプラントを快適に使用しています。
インプラントによる治療は誰でも受けられるのでしょうか?
稀に治療に不適応な方もいらっしゃいます。
事前検査の結果によっては、稀に治療に不適応な方もいらっしゃいます。具体的には下記のような方です。
①成長過程にある若年者の方
②免疫不全の方
③1型糖尿病の方
④常的ホルモン治療・放射線治療を受けている方
また、インプラントによる治療不適応ですが、生活習慣の改善や治療による症状改善により、インプラントによる治療が可能となる場合があります。具体的には下記の方です。
①お口の中の清掃状態が悪い方
②歯周病の方
③インプラントを埋め込む骨の厚さが少ない方
④喫煙者
⑤骨粗鬆症の方
⑥2型糖尿病の方