スポーツマウスピース|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
スポーツマウスピース(マウスガード)は、多くのコンタクトスポーツで広く使用されています。
強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり唇・舌・顔面などを負傷したりすることがあります。また、装着によって脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています。
現在、スポーツ界ではスポーツマウスピースの重要性に注目が集まっています。オーダーメイドのスポーツマウスピースを装着することによる効用は、主に以下が挙げられます。
当院で作製するスポーツマウスピースは、2回の来院、トータル3〜4週間ほどでお渡しすることが可能です。1回目の来院時に歯型をとり、2回目の来院時にスポーツマウスピースをお渡しします。
マウスピースは、一度作れば一生使えるわけではありません。それどころか種目や個人の噛み癖などによっては、1シーズン持たない場合もあります。
ラグビーやサッカーは基本的に1シーズン持ちますが、空手やボクシングといった格闘技では、スポーツマウスピースの寿命は短いといえます。逆に、ゴルフや野球では2年持った例もあります。
長持ちしている場合でも、1年に1回は当院にスポーツマウスピースを持参いただき、すり減りや破損についてチェックを受けることをおすすめします。とくに成長期のお子さまは、顎の大きさや歯並びが成長と共に変化するため、必ず2~3ヵ月に一度はチェックを受けましょう。
また、日頃のお手入れについては、使用前と使用後には水ですすぎ洗いを行なってください。そして、使用前には歯磨きをきちんとしましょう。
保管の際は、通気口が開いている頑丈なケースに収納します。マウスピースの変形を最小限に抑えるために、熱湯・熱くなっている物の表面・直射日光など高温になる場所などには置かないよう注意してください。
スポーツマウスピースは、スポーツ用品店などでも販売されていますが、ずれたり外れたりするケースが多く見受けられます。これでは発音がしにくいばかりか、いざというときにお口の中を守るなどの機能を果たせません。
また、噛み合わせを考慮していないスポーツマウスピースは、顎の関節を悪くしたり、プレーに集中できなかったりと、不都合な事態が多く生じます。そして、噛み合わせ部分の厚みが薄い商品の場合、短期間で穴が開くケースが多く、オーダーメイドで作られるスポーツマウスピースと比べて、お口の保護能力は10分の1といわれています。
当院は、歯を削ったり詰め物をしたりするだけの歯科医院ではありません。当院で作製するスポーツマウスピースは、しっかりと食いしばれるよう設計していて、安全で体のバランスの向上や筋力アップにもつながり、競技の種類によっては、競技能力の向上が認められる場合もあります。
失った歯は二度と戻ってきません。また、脳震とうは、記憶力減退・計算力減少・人格変化を起こす可能性があります。スポーツマウスピースはこれらの危険性を最小限にとどめることに役立ちます。
「競技人生」より「人生」は遥かに長いものです。歯そして体のダメージを極力避けて、競技人生後の生活を快適に送るための保険として、スポーツマウスピース(マウスガード)を当院で作製することを強くおすすめします。